減感作療法に関連した文献紹介
 
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減感作療法に関連した文献紹介
減感作療法に関連した学術情報を集めてみました。

新旧を織り交ぜた文献・学術情報をページごとにまとめました。

文献は要約、学会発表は講演要旨のみですが、すぐに役立つ情報になっています。

減感作療法について、ご理解を深めていただくためにご活用いただければ幸いです。
イヌのアレルギー性皮膚疾患に対する減感作療法の奏効性とステロイド剤投与の臨床的意義に対する一考察

2006年日本獣医臨床病理学会 講演要旨

○金井泉1)、堀内大1) 、浅沼秀樹2)、桑原正人1)、荒井延明3)

1) 日本大学生物資源科学部2)東海大学工学部3)スペクトラム ラボ ジャパン


はじめに
 アレルギー性皮膚疾患は、その病態が複雑であり、正しく診断され、症状の重症度を把握することなしに、その治癒が困難な疾患である。とくに、合併症がみられるときには、皮膚のバリア障害が遅延することが示唆されている。とくに、アレルギーのコントロールに制御性T細胞(regulatory T cell; Treg)やTh3細胞が重要な働きを担うことが明らかにされている。この研究では、イヌのアトピー性皮膚炎(AD)と臨床仮診断された症例と減感作療法を行った症例について、Th1/Th2のバランス、さらにTh3(TGF-β1)も加えたThパラダイムパターンについて検討した。

症例ならびに方法
 今回、ADと臨床仮診断されたイヌの11症例と減感作療法により症状の緩和が見られた7症例に対し、末梢血Th反応の測定、痒みのスコア、血清中のアレルゲン特異的IgE検出を行った。
各症例の詳細については、表1にて示した。Th生体反応の測定は、フローサイトメトリー法によるCD4+SPヘルパーT細胞とその細胞内サイトカインの両方を検出・測定した。

結果ならびに考察
 この研究で検討されたADのうち、減感作療法により改善がみられたのは7症例中5症例であり、75%であった。この5症例は、実施していない症例に比べ、Th2からTh1へシフトした。このことは、Th3生体反応が低下した症例でみられる傾向があるので、Th3の拘束が融解された結果によって誘導された。加えて、内在型Th3が正常より低いこととTh1のシフトが抗炎症性に作用したものと判断された。
また、リンパ球に対するステロイド作用として内在型Th1を抑制し、内在型Th3を増強していく傾向があるため、ステロイドを長期投与されたADでは、減感作療法に反応しにくいと考えられた
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